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建通新聞社
2013/05/10

【大阪】動愛管理C基本・実施設計 大建設計を特定

大阪府住宅まちづくり部は、公募型プロポーザル方式による動物愛護管理センター(仮称)新築工事基本・実施設計の最優秀提案者について、大建設計(大阪市西区)を特定した。納期は2014年9月30日まで。14〜16年度で建設し、16年度中の開設を目指す。提案価格は4950万円(税抜き)だった。
 同センターは、動物愛護の普及啓発を目的とした拠点施設として、独立行政法人の食とみどり技術センター構内の農地など約1万8000平方bの敷地に建設する。建設地は羽曳野市尺度1102他。
 導入施設の規模は管理棟が鉄骨鉄筋コンクリート造で延べ約2500平方b、動物保護収容・措置棟が延べ1794平方b、愛護啓発・事務管理棟が706平方bなど。このほかにドッグラン、イベント広場なども設置する。
 基本計画はニュージェック(大阪市北区)が担当。
 センター内には施設学習型の「人と動物との正しい付き合い方を考えるゾーン」や自然活用型の「自然(森)の中で人と動物との共生を考えるゾーン」を設ける。
 既存の犬管理指導所(大阪市東成区中道1ノ3ノ62)は、新施設に集約し廃止する。
 今回のプロポは2月15日に公告した後、取りやめとなり再公告したもの。
 また、本体整備に向けては、本年度中に代替え農地の整備に着手する。農地部分の設計は別途委託し、第2四半期の工事発注に備える。
 代替え農地は、ほ場のほか、鉄骨造平屋212平方bのガラス温室や同360平方bの硬質ハウスを整備。代替え地にある老朽施設は解体撤去する。