日本工業経済新聞社(山梨)
2013/05/09
【山梨】東部地域総合制高、9月にも公告へ
東部地域総合制高校「管理普通教室棟・建設工事」について県は、9月頃にも公告し、12月議会に契約の承認を求める考えを明かした。同工事は建築・電気・機械の3分離、それぞれ2つの工区に分けて発注。計6件の入札が行われる。建築については1・2工区ともに5億円を超える規模になるため、12月議会で契約承認後、着工する見通しだ。
同教室棟はRC造4階建てで延べ床面積は7500u。うち1工区は4300u、2工区は3200uを見込む。1・2工区ともに工期は14カ月で2015年春の完成を目指す。
同事業は本年度から5カ年で新たな学校を建てる計画。建設地は旧県立谷村工業高内(都留市上谷)。本年度は機械システム、科学デザインの各実習棟を取り壊し、跡地に管理・普通教室棟を建てる。
事業費は総額約34億5600万円。うち本年度は約2億7400万円、14年度は約15億円を投入する。設計は小林一・土谷設計事務所・河西聡JV。同教室棟完成後は、特別教室・実習棟(RC造4階約6100uの建設に向けプレハブ校舎の改修に入る。