建通新聞社
2013/05/09
【大阪】水辺の拠点4年15カ所整備 水光推進会議
水と光のまちづくり推進会議(会長・佐藤茂雄大阪商工会議所会頭)の初会合が5月7日に開かれ、今後4年間で、中之島など大阪市中心部の川沿いに遊歩道やレストランなど水辺の拠点施設を15カ所整備する方針が示された。また、コンサル的に拠点整備を支える水都大阪パートナーズに、E−DESIGN(大阪市中央区)、アークポイント(〃)、ハートビートプラン(大阪市北区)の3社からなる企業体を決定した。
15カ所は、中之島ゲート(大阪市中央卸売市場前)、中之島公園の主要2拠点と、東から順に大阪城、八軒家浜、本町橋BASE、北浜、裁判所前、大阪市役所、道頓堀、ガーデンブリッジ、中之島4・5丁目、中之島BANKS、大正、USJ、天保山の13拠点。
計画では河川敷の未利用地などを利用して、海や川・陸の乗り換えターミナルや市場の食ブランドを生かした水辺のマーケットなどを整備する。併せて、各拠点を遊歩道や舟運でつなぎ、回遊性を向上させ、さらなるにぎわいの創出を図る。
水都大阪パートナーズは、一般社団法人として4月26日に登記を完了しており、順次、活動を開始する。
水と光のまちづくり推進会議は、大阪府・市と関西経済界のトップらで構成。官民一体で水都大阪の再生に取り組むもので、副会長には松井一郎大阪府知事を選任した。