日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/05/08
【埼玉】埼玉県電気工事工業組合が防犯協定締結完了
狭山・入間の両市、狭山警察署および埼玉県電気工事工業組合の4者は4月30日、狭山市役所において「防犯まちづくりに関する協定」の調印式を行った。今回の調印で、県内63市町村すべての自治体と協定を締結したことになる。
調印式で沼尻理事長は「これまでに県を始め、さいたま市ほか61市町村とそれぞれ防犯まちづくりに関する協定を締結。今回で県内すべての市町村と協定締結となりました。今後はこの協定を機に狭山・入間市民はもとより、県民の皆様の安全で安心な生活のために組織をあげて支援して参ります」と協定への思いと取り組みについて力強く述べた。
仲川・狭山市長や田中・入間市長はともに「犯罪を起こしにくい環境を作り上げる一端をこの協定が担ってくれる。ともに協力し、さらなる防犯のまちづくりを進めていくことが出来る」と謝意を表した。
また大谷・狭山警察署長も「犯罪の総件数は減少傾向にあるが、重要犯罪が倍増しており危惧している。特にわいせつ目的の性犯罪、子供・女性を対象とした声かけ、付きまとい事案の増加など狭山警察としても協定により犯罪の減少の要因となってくれれば、と心強く思っており、また期待している」とあいさつがあった。
なお、埼電工組から小林博飯能支部長、小谷野信由所沢支部理事らも締結式に列席した。