日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/05/01
【埼玉】県土整備部が自転車レーンなど統一的サイン決める
県土整備部は、自転車通行空間の整備に取り組む中、自転車が走行する自転車レーンや歩道内の自転車走行位置など明示するサインを定めた。
自転車通行空間に用いるサインは、法令などに規定がないため、統一的な運用を行うことで自転車走行位置を認知してもらえるよう県公安委員会の意見も踏まえて標準的なサインとしており、2013年度から3カ年で55カ所、35kmの安全な自転車通行空間を整備する。
駅前など通勤・通学利用の多い道路では歩行者・自転車が混在、また郊外では自動車の走行速度が速いため自転車が車道を通行するのに危険な状況も見られる。また県内では、人身事故に占める自転車事故の割合が増加しているなどの状況からサインを決めている。県内全域で統一的にサインが使用されるよう、国や市町村にも参考に送付したという。