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建通新聞社四国
2013/04/30

【徳島】地域密着型サービス拠点1年延長

 徳島県は、介護基盤緊急整備等臨時特例基金事業で、2012年度に引き続き13年度も小規模特別養護老人ホームなどの整備を促進させる。地域密着型サービス拠点の施設整備について、13年度末まで実施期限を1年延長し、総額7億1000万円を助成する。第5期介護保険事業計画(12〜14年度)に基づき、必要な施設の整備を図る自治体では、すでに参入する民間事業者を決めたところもあり、今後県へ補助金の交付申請を行うため、早い時期に必要な協議を図ることにしている。その他の自治体でも事業者の決定を急ぐ考えだ。
 第5期介護保険事業計画に基づき13年度に施設整備を計画している自治体は、徳島市、阿南市、阿波市、みよし広域連合。徳島市では小規模特養を4施設(各29床)計画し、現在民間事業者の公募を行っているほか、阿南市では複合型サービス事業所を2施設(各9床)計画し、各事業者を内定している段階。そのほか、阿波市ではグループホーム1施設(9床)を計画し、3月末までに民間事業者を公募で決定。みよし広域連合では、小規模特養1施設(29床)とグループホーム2施設(各18床)をそれぞれ計画し、これから事業者公募に向けた検討に入るとしている。
 県は、小規模特養5施設145床、グループホーム3施設27床、複合型サービス事業所2施設18床の整備計画について、各自治体からの補助金の交付申請を受けて審査・交付する。補助金は最終的に自治体を通じて施設を整備する事業者に交付される運び。
 13年度事業計画(第5期介護保険事業計画に位置付けのある施設)の内訳・現況などは次の通り。
◇小規模特養
 ▽徳島市―4施設(各29床)で現在民間事業者を公募中。助成予定額は各1億1600万円
 ▽みよし広域連合―1施設(29床)で今後民間事業者公募に向け検討を開始する予定。助成予定額は1億1600万円
◇グループホーム
 ▽阿波市―1施設(9床)を計画し、民間事業者を公募した結果、3月に社会福祉法人健祥会(吉野川市)に決定している。助成予定額は3000万円
 ▽みよし広域連合―2施設(各18床)で今後民間事業者公募に向け検討を開始する予定。助成予定額は各3000万円
◇複合型サービス事業所
 ▽阿南市―2施設(各9床)を計画し各民間事業者を内定している段階。助成予定額は各2000万円