建通新聞社四国
2013/04/30
【愛媛】砥部伊予松山線歩道整備を本格化
愛媛県中予地方局建設部は、砥部伊予松山線の富久工区歩道整備について2013年度から本格工事に着手する。市街地の形成状況によって片側または両側へ2b歩道を整備する他、空港通りとの交差点に右折レーンを設置する。概算総事業費は20億円。
砥部伊予松山線は、伊予松山港線と国道56号を補完する道路として位置付けられており通行量が多い道路。慢性的な渋滞が発生している他、幼稚園・小学校・病院が周辺にあるが歩道がほとんどないため、渋滞解消と安全確保の要望が地元から上がっていた。
富久工区1期工区は、洗地川〜市営富久団地前までの延長400bで事業年度は08〜15年度。道路東側へ拡幅し幅員6bの車道の片側または両側に2b歩道を整備するもので12年度に一部工事に着手している。
2期工区は、富久団地前〜空港線交差点を越えた所までの延長600b。事業年度は12〜16年度で工事は未着手。同区間は東西両側に2b歩道を設ける他、渋滞の原因となっている空港線との交差点で南北に右折レーンを整備する。
1期・2期区間とも用地交渉を進めており、了解が得られた箇所から両区間で並行して断続的に施工・延伸していく。