日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/04/26
【埼玉】川越市が新斎場の基本設計成果明らかに
新斎場建設を計画している川越市は26日、基本設計成果を明らかにした。2013年度は斎場整備推進事業として事業費5億2814万1000円を計上し、用地取得、造成工事を行うとともに実施設計へ取り組む。用地については未取得で購入は議会案件となり、早ければ6月議会で提案する見通し。造成工事は13年度下半期にも着手し14年度上期をメドに完了させる。14年度以降の主なスケジュールは、14年度下期から建設工事、火葬炉設置工事へ取り組み、17年春開業を予定。基本設計は石本建築事務所がまとめた。
建設地は市民聖苑やすらぎのさと東側農地の小仙波786−1の約1万8150u。国道16号と国道254号が交差する交通の結節点に近く、市内全域からの交通アクセスに恵まれている。2月18日には都市計画決定を行い、体制を整えた。
施設整備方針として@旅立ちの場A別れの時を静かに感じられる場B人と環境にやさしい施設――を掲げている。