日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/04/25
【埼玉】県が総合評価改定説明会を開催
県土整備部はさいたま市内で24日、総合評価方式指針改定説明会」を行い、約240人が参加し熱心にポイントを聞いていた。
最初に荻野建設管理課長があいさつ。「今年度も総合評価にふさわしい工事を実施する。特徴としては事務負担の軽減に努めている」と述べ、協力を求めた。
説明会はプロジェクターを用いて大きな改正ポイントから始まった。発注者、受注者双方の事務負担を軽減すべく手続きや書類などの簡素化に重点を置き、自己採点型方式、電子化の書類提出方式などに取り組むとしている。自己採点により落札候補者が決定した後、通常の技術資料を提出することで審査の手間、他の参加者の資料作成時間を削減できる。
また、総合評価の実施対象は、従来設計額1000万円以上の2割以上から、金額にかかわらず実施することも変更点となっている。