日本工業経済新聞社(群馬)
2013/04/23
【群馬】群建協沼田支部が通常総会
群馬県建設業協会沼田支部(支部長=青柳剛群馬県建設業協会会長)は22日、本年度の総会を沼田建設会館大会議室でおよそ45人の会員が参加する中で開き、本年度の事業計画などを決めた。
青柳支部長はあいさつで「建設業界にとってようやく先が見通せる新年度となったが、こうした時こそ地域に根を張った建設業の果たす役割を問いかけていく大切な時。また県の公共事業費も対前年度比152%となるなど、これまでと風向きが変わり大きく変化を予感させる幕開けとなりそうな業界として大事な新年度だ」と強調した。
来賓には県から利根沼田県民局の高橋真局長、利根沼田環境森林事務所の佐藤博久所長、利根沼田農業事務所農村整備課の中島道雄課長、沼田土木事務所の長沢利幸所長の4人が出席。それぞれ新年度事業の説明や、発注に際しては平準化を念頭に置くなど、円滑な事業執行への一層の協力を求めた。
続いて、青柳支部長を議長に選出して議案審議に移り、前年度の事業報告と収支決算、本年度の事業計画案と予算案をいずれも原案通り承認した。新年度事業計画は、「地域の建設業の果たす役割を再確認し、景気の波に変動しない建設業の地位を確立する」を基本理念に、さまざまな協会活動を計画。こうした協会が実施する行事に対して、青柳支部長は出席者に積極的な参加を呼びかけた。