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建通新聞社四国
2013/04/23

【高知】安芸中央インター線の初弾工着手

 高知県土木部都市計画課は、都市計画道路の整備を推進するため、2013年度当初予算で社会資本総合整備事業費9億1790万円、都市内道路ネットワーク整備事業費8億5794万円の合計17億7584万円を計上している。このうち工事費は約2億5000万円。主に介良通り線、朝倉駅針木線、安芸中央インター線の用地、調査、改築などに充てられる。
 路線別でみると、介良通り線整備には約7億4000万円。用地買収、移転補償、街路築造、舗装工などを進める。区間は、田村高須線のうち、高知市介良乙の妹背橋西側から高須東町までの延長1334b。幅員が狭く、歩道もないことから全幅12b(うち両側歩道各2・5b)の2車線道路への拡幅を進めている。工事や委託は高知土木事務所から発注。
 朝倉駅針木線(南工区)整備には約2億7000万円。用地買収、移転補償、街路整備などを進める。区間は、高知土佐線(旧国道56号)のうち、高知市朝倉西町の国立病院前から針木交差点までの延長1400b。沿線に学校があり、歩行者や自転車の通行量が多いが、歩道が狭いことから全幅14b(うち両側歩道各3・5b)の2車線道路への拡幅を進めている。工事や委託は高知土木事務所から発注。
 安芸中央インター線には約6億6000万円。用地測量、物件調査、用地買収、移転補償を進め、順調なら初弾工として側溝工事にも着手する。区間は、安芸市西浜で国土交通省が整備を計画している安芸道路の安芸中央インターチェンジから幸町の国道55号までの延長840b。市道中道線を県道認定し、全幅14b(うち両側歩道3・5b)の2車線道路への拡幅を進める。工事や委託は安芸土木事務所から発注。
 このほかの路線では、高知南国線(篠原工区)に約5300万円で、用地調査と実施設計を進める。篠原工区は、高知市大津甲の大津バイパスと高知東道路の交差点から南国市小籠の国道195号までの延長約300bは現道拡幅、国道195号から南国市篠原の現道合流部までの延長約1000bは道路新設となる。また、はりまや町一宮線(一宮工区)や大津十市線では事後調査を行う。