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建通新聞社四国
2013/04/23

【徳島】徳島市が沖洲小増改築を年内発注

 徳島市は、「沖洲小学校」の校舎と屋内体育館の増改築などに2013年度から着手する。順調なら上半期中にも事前整備工事を発注し、年内の本体工事発注に備える計画だ。本体工事は今のところ改築する校舎と屋内運動場をセットとし、建築と電気、管、空調に4分離して発注する方針。
 一連の整備内容は、校舎と屋内運上場の増改築とそれに関連する事前工事・外構工事・グラウンド整備工事のほか、既存西校舎の改修、渡り廊下設置工事、既設の旧校舎・屋内運動場の解体工事など。建設事業費は30・6億円。4月公表の発注計画では、このうち事前工事(建築・電気・管)、本体工事(校舎と屋内運動場増改築の建築・電気・管)の見通しまでを公表している(本体の空調については時期を検討中)。
 増改築施設の計画規模は、校舎が鉄筋コンクリート造5階建て延べ5462平方b。屋内運動場が同造3階建て延べ1508平方b。グラウンド南側の隣接地とグラウンド部分に建設し、完成後、既存校舎(西校舎除く)などは解体する。
 改修対象の西校舎の既設規模は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ1078平方b。また、増改築後解体される現施設の規模は、南校舎が鉄筋コンクリート造3階建て延べ1363平方b、北校舎が同造2階建て延べ1297平方b。体育館が鉄骨造平屋435平方bなどとなっている。施工場所は南沖洲2丁目地内。
 設計は、建築設計が剛建築事務所(徳島市)、設備設計がエーシーイ設計(徳島市)がそれぞれ担当している。
 事業は、避難所施設などを兼ね備えた学校として再生するため、老朽化し耐震基準を満たしていない施設の改築などを図るもの。15年度中の完成を目指している。