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日本工業経済新聞社(群馬)
2013/04/22

【群馬】県中之条土木、本年度末にも浄永橋架替工発注

 県中之条土木事務所は、本年度から主要地方道中之条東吾妻線の浄永橋架け替え工事に着手、年度末にも仮橋整備工と下部工の橋台2基を発注する。
 施工場所は東吾妻町の厚田・川戸地内。深沢川に1954年に架設された同橋梁が老朽化していることから架け替えを計画。仮橋を建設して迂回路を設けたのち、現橋を撤去し新橋を整備する。さらに住民要望を受けて橋梁の前後で歩道設置工にも取り組んでいくことになった。対象延長は橋梁を挟んだL約500m、総事業費は橋梁架け替えと歩道設置工を合算して約2億円を試算している。2018年度の完成を目指す。
 同橋梁の新橋は下部工を逆T式橋台2基(直接基礎)、上部工をPC単純プレテンション床版橋で橋長18m、幅員10・75m(片側歩道)となる。橋梁の設計は国際航業(東京都千代田区)が作成した。5月の大型連休明けにも地元説明会を開き、用地買収を進めていく。現橋梁は幅員も狭く大型車のすれ違いができなかった。
 歩道部はL500m区間の前後は片側に歩道がある。歩道が設置されることになる新橋に合わせて片側にW2・5mの歩道を整備する。既存歩道は同線の起点側と終点側で逆側にあることから、横断歩道を1カ所設置する。測量設計業務は測研(高崎市)が担当した。
 また、橋梁には東吾妻町が配水管および送水管を添架させる予定。既存の水管は現橋の横を走っており、仮橋整備と同時に一度仮管で迂回する。
 仮管整備工事で添架する配水管はφ200o、送水管はφ250oでステンレス管か鋼管を採用する。