建通新聞社四国
2013/04/22
【愛媛】県内業者222減の4340者に
愛媛県の公共工事発注に用いられる2013・14年度の入札参加者資格が発表された。今回の格付け者は全体で11・12年度の前回より222業者減少(複数登録を含む)。主要な「土木」で72業者、「建築」で31業者、「電気」で1業者、「管」で30業者減少しているが、「舗装」では3業者増加している。
今回入札参加資格を得たのは、全体で4340業者(複数の業種登録業者を含む)。13・14年度発注の案件に適用される。
「土木」では880業者、「建築」で367業者となっており、「土木」のA等級は200業者で前回より4業者減。「建築」が58業者で前回と同数となっている。
「舗装」が227業者でA等級が17業者、各等級とも前回と同数程度で推移している。
「電気」の資格者は210業者、「管」が377業者となっている。
他業種では「とび・土工・コンクリート」で31業者、「造園」で25業者、「水道施設」で24業者など2桁の減少となっている。
反面、「左官」「鉄筋」「ガラス」「防水」「内装仕上げ」「熱絶縁」「さく井」では1〜4業者微増している。
県の等級格付けは、経営事項審査の総合評定値と建設機械の保有状況など県独自の企業評価13項目で算出する数値の合算「総合数値」(表参照)により行っている。
経審点数以外の評価項目は、年間平均完成工事高、県工事の業種別平均工事成績、技術者数、継続学習制度、表彰受賞歴、ISO取得、建設業災害防止協会加入、第三者賠償責任補償保険加入、建設機械の保有状況、地域貢献度、障害者雇用、労働福祉、不当要求防止活動。