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日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/04/19

【埼玉】上里SA周辺へ洋菓子、煎餅工場が立地

【上里町】 バームクーヘン、洋菓子などの製造、販売メーカーの潟Vェリエ(本庄市児玉町秋山2683−1)と、米菓製造、販売メーカーの樺央軒煎餅(東京都板橋区東新町1−21−14)が、上里サービスエリア周辺地区産業団地への立地を決定した。
 シェリエの新工場は、敷地面積1万8893uで、グループ会社の潟tォレストが運営する「花園フォレスト」と同様に、1階を直販施設、2階を製造工場とする計画。洋菓子・パン製造、製造ライン等見学、直販施設などからなり、12月着工、2015年12月の操業を目指す。総投資額は約23億円。従業員数に80人を見込む。
 一方、中央軒煎餅の新工場は、敷地9000uに建築面積1627uの煎餅包装工場を建設する計画。7月に着工14年4月の操業予定。総投資額は約6億円。従業員数は60人を見込む。
 両社とも消費者に食の安全に関するアピールを行うため、新工場には見学コースの設置を予定している。
 上里サービスエリア周辺地区は、関越道上里SAにスマートICを整備し、上り線側の6haに、農産物直売所などを備えた農業公園、下り線側の面積11・6haは、産業団地として造成・分譲するもの。