日本工業経済新聞社(群馬)
2013/04/18
【群馬】環境資源保全協会吾妻支部、通常総会を開催
群馬県環境資源保全協会吾妻支部(渡辺栄志支部長)は17日、中之条合同庁舎で本年度通常総会および研修会を開催した。
議事では本年度の事業計画案および収支予算案が審議され、いずれも承認となり、役員改選では渡辺支部長の再任が決まった。
開会後、あいさつに立った渡辺支部長は「本支部は処理業と収集運搬業が仲良く活動ができている。公益社団法人となり多少変更もあるが、地域のために活動を続けていこう」と強調した。来賓あいさつでは県吾妻環境森林事務所の近藤尚志次長が「前回の赴任時に皆さまと一緒に環境美化に取り組んだ経験もある。不法投棄防止活動も効果を上げており、これからも協力をお願いしたい」と述べた。
また、研修会では県廃棄物・リサイクル課の小野里明主幹が講師を務め、昨年度に実施した産業廃棄物処理業者への立ち入り検査結果から抽出した注意事項を説明。施設の維持管理に関する日報を細かく付けることをアドバイスしたほか、管理票および帳簿で改善が必要とされた事例を紹介。「社会的に不可欠な施設であり、大切な仕事をしていることを排出事業者や地域に知ってもらってほしい」と呼びかけた。