お知らせ
地方ニュース
日本工業経済新聞社（群馬）
2013/04/17
【群馬】大型案件の概要公表 前橋市小中学校
前橋市は17日、２０１３年度第１回教育委員会定例会を開き、本年度の目玉案件となる第五中学校改築、粕川小学校改築、宮城小学校体育館改築、大胡中学校舎大規模改造（第１期）の事業概要を明らかにした。本年度の目玉案件はいずれも議会案件となり、大胡中改造は６月市議会へ、その他３校は９月市議会へ上程する。定例会では着工スケジュールを示し、本年度に行う小中学校の工事および設計案件はすべて上期中に発注が完了となる見通し。６月～７月にかけて各案件の着手ピークを迎え、８月にはほぼすべての案件が工期に突入する。このため発注は５月～７月に集中しそう。ただ案件の多い小学校体育館の耐震補強大規模改造は４月の発注に続き、８月に残る施設を発注する予定。
【第五中学校改築】
第五中学校の改築工事は10月から２０１４年11月の工期で校舎を建設し、その後15年１月に外構工事が完了となるスケジュール。
５月に建築・機械設備工事をそれぞれ公告し９月市議会へ上程。電気工事は指名競争入札となりそうで、既存校舎の解体工事は６月下旬から７月上旬に指名競争入札で発注する。
新校舎の基本方針は県都前橋の中学校としてふさわしい施設と機能を備え、生徒の個性を伸ばす施設とする。太陽光発電設備を導入し環境やエコロジーにも配慮するほか、快適で落ち着いた学校生活となるよう安全に配慮し、避難所機能や地域開放も行う学校を目指す。
同校の敷地２万１６７２㎡内の北側に、ＲＣ造４階建て、延べ床面積１万１７９３㎡を建設する。校舎は明かり取りや風通しを確保するため、中庭で北校舎と南校舎に区切る。日陰の影響を考慮して北校舎は３階建てとし、主に特別教室（10教室）を配置。南校舎は４階建てで、主に普通教室（17教室）を整備する。トイレは各階の中央に配置し、内装は吸湿効果のある木材を使用する。
体育館は現在地と同じく西側に設置し渡り廊下で校舎とつなぐ。１階は駐車場で防災備蓄庫を置き、非常時でも２階へ行き来できるよう体育館側面にスロープを設ける。２階はアリーナと卓球場、３階に柔剣道場を整備する。
北校舎の１階には美術室や技術室、用務技師室などを設け、南校舎に職員室や特別支援教室、保健室などを設置する。さらに１階西側には農園と地域活動室を配置して地域に開放する予定。北校舎の２階はコンピューター室や理科室、南校舎には普通教室と図書室を配置する。北校舎は被服室と調理室、音楽室を整備し、南校舎には普通教室を設ける。南校舎の４階は普通教室のほか、多目的スペースとルーフバルコニーを設ける。
【粕川小学校改築】
建築工事は早ければ５月に公告し９月市議会へ上程。機械設備・電気工事は７月から８月に指名競争入札で発注する。10月から着工し、14年10月の完成を見込む。新校舎移転後は、15年３月までに既存校舎の解体と跡地の外構工事を実施する流れ。
敷地３万１５１４㎡内へＷ造平屋建て（普通教室棟）、ＲＣ造２階建て（管理・特別教室棟）、延べ床面積３４９４㎡を建設する。
既存校舎の南側に校舎を建設する。児童が一日を過ごす普通教室棟（18教室）は教室や廊下の壁も木材を利用し温もりのある校内を目指す。
普通教室棟の中央にあたる部分に管理・特別教室棟を配置する。管理・特別教室棟の１階は多目的ホールや理科室、配膳室などがレイアウトされ、２階には職員室や児童会室、会議室、印刷室、図工室を配置する。
普通教室棟の中央に中庭を設けて北校舎と南校舎に分ける。廊下は各棟の北側に配置し北校舎と南校舎は渡り廊下でつなぐ。
【宮城小学校体育館改築】
建築工事は６月に公告し９月市議会へ上程する。既存体育館の解体工事、機械設備、電気工事は６月下旬から７月上旬に指名競争入札で発注し、８月から９月に解体工事を進める。完成は14年６月となる見通し。
新市建設計画に位置付く計画で、新しい体育館は地域スポーツ振興にも寄与し災害時の避難場所としても十分な構造耐力を備えた体育館とする。
建設地は同校の敷地１万３５０８㎡内の西側、既存体育館と同位置にＳ造平屋建て、延べ床面積１０３７㎡を建設する。体育館にはアリーナやステージ、トイレ、更衣室などを設ける。
【大胡中学校大規模改造】
５月に機械設備・電気工事がそれぞれ指名通知を出す予定で、６月に開札を予定している。建築工事は５月14日に簡易型条件付き一般競争入札で開札となる。建築工事は６月市議会へ上程し、11月の工事完了を目指す。
新市建設計画に基づく計画で、校舎の内外装をはじめ設備機器やサッシの取り替えを行い長寿命化を図る。校舎は北・南校舎に分かれており、本年度はＲＣ造３階建て、延べ床面積２１３６㎡の南校舎を第１期工事として着手する。来年度は第２期工事の北校舎（ＲＣ造４階建て、延べ床面積２４７７㎡）に着手する。
【第五中学校改築】
第五中学校の改築工事は10月から２０１４年11月の工期で校舎を建設し、その後15年１月に外構工事が完了となるスケジュール。
５月に建築・機械設備工事をそれぞれ公告し９月市議会へ上程。電気工事は指名競争入札となりそうで、既存校舎の解体工事は６月下旬から７月上旬に指名競争入札で発注する。
新校舎の基本方針は県都前橋の中学校としてふさわしい施設と機能を備え、生徒の個性を伸ばす施設とする。太陽光発電設備を導入し環境やエコロジーにも配慮するほか、快適で落ち着いた学校生活となるよう安全に配慮し、避難所機能や地域開放も行う学校を目指す。
同校の敷地２万１６７２㎡内の北側に、ＲＣ造４階建て、延べ床面積１万１７９３㎡を建設する。校舎は明かり取りや風通しを確保するため、中庭で北校舎と南校舎に区切る。日陰の影響を考慮して北校舎は３階建てとし、主に特別教室（10教室）を配置。南校舎は４階建てで、主に普通教室（17教室）を整備する。トイレは各階の中央に配置し、内装は吸湿効果のある木材を使用する。
体育館は現在地と同じく西側に設置し渡り廊下で校舎とつなぐ。１階は駐車場で防災備蓄庫を置き、非常時でも２階へ行き来できるよう体育館側面にスロープを設ける。２階はアリーナと卓球場、３階に柔剣道場を整備する。
北校舎の１階には美術室や技術室、用務技師室などを設け、南校舎に職員室や特別支援教室、保健室などを設置する。さらに１階西側には農園と地域活動室を配置して地域に開放する予定。北校舎の２階はコンピューター室や理科室、南校舎には普通教室と図書室を配置する。北校舎は被服室と調理室、音楽室を整備し、南校舎には普通教室を設ける。南校舎の４階は普通教室のほか、多目的スペースとルーフバルコニーを設ける。
【粕川小学校改築】
建築工事は早ければ５月に公告し９月市議会へ上程。機械設備・電気工事は７月から８月に指名競争入札で発注する。10月から着工し、14年10月の完成を見込む。新校舎移転後は、15年３月までに既存校舎の解体と跡地の外構工事を実施する流れ。
敷地３万１５１４㎡内へＷ造平屋建て（普通教室棟）、ＲＣ造２階建て（管理・特別教室棟）、延べ床面積３４９４㎡を建設する。
既存校舎の南側に校舎を建設する。児童が一日を過ごす普通教室棟（18教室）は教室や廊下の壁も木材を利用し温もりのある校内を目指す。
普通教室棟の中央にあたる部分に管理・特別教室棟を配置する。管理・特別教室棟の１階は多目的ホールや理科室、配膳室などがレイアウトされ、２階には職員室や児童会室、会議室、印刷室、図工室を配置する。
普通教室棟の中央に中庭を設けて北校舎と南校舎に分ける。廊下は各棟の北側に配置し北校舎と南校舎は渡り廊下でつなぐ。
【宮城小学校体育館改築】
建築工事は６月に公告し９月市議会へ上程する。既存体育館の解体工事、機械設備、電気工事は６月下旬から７月上旬に指名競争入札で発注し、８月から９月に解体工事を進める。完成は14年６月となる見通し。
新市建設計画に位置付く計画で、新しい体育館は地域スポーツ振興にも寄与し災害時の避難場所としても十分な構造耐力を備えた体育館とする。
建設地は同校の敷地１万３５０８㎡内の西側、既存体育館と同位置にＳ造平屋建て、延べ床面積１０３７㎡を建設する。体育館にはアリーナやステージ、トイレ、更衣室などを設ける。
【大胡中学校大規模改造】
５月に機械設備・電気工事がそれぞれ指名通知を出す予定で、６月に開札を予定している。建築工事は５月14日に簡易型条件付き一般競争入札で開札となる。建築工事は６月市議会へ上程し、11月の工事完了を目指す。
新市建設計画に基づく計画で、校舎の内外装をはじめ設備機器やサッシの取り替えを行い長寿命化を図る。校舎は北・南校舎に分かれており、本年度はＲＣ造３階建て、延べ床面積２１３６㎡の南校舎を第１期工事として着手する。来年度は第２期工事の北校舎（ＲＣ造４階建て、延べ床面積２４７７㎡）に着手する。
