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建通新聞社四国
2013/04/16

【愛媛】松山伊予線歩道整備2期用地交渉中

 愛媛県中予地方局建設部は、松山市古川町で進めている松山伊予線歩道整備事業の第1期工区の仕上げ段階に入っており、2013年度は同区間の植樹を発注する。また、第2期工区での用地交渉を進めており、了解が得られた箇所から一部工事に着手したい考え。
 05年度に事業化した1期工区は約20億円の事業費を投入し、久米垣生線交差点の南側〜市道北久米和泉線区間の延長480bの車道整備が年度内に完了する。13年度は両側の区間全域の植樹帯に低木・高木を植える予定で、樹種や本数は協議中。
 2期工区は久米垣生線交差点(パルティフジ古川店)〜パチンコ大王北端までの延長400b区間で、1期工事と同様に幅員6(全幅員15b)として現道の東側へ拡幅し3b歩道を両側へ整備する。事業期間は11〜15年度までの計画で、補償算定などで流動的だが用地費含め約13億円を投入する見通し。12年度から用地に着手しており、取得できた部分から断続的に整備していく。
 なお、第3期工区はパチンコ大王〜小野川吉木橋間の約270b区間の延伸を計画しているが、まだ事業化できていない状態。県は「地元要望も強いため2期工区の進捗を見ながら事業化を目指す」としている。