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日刊建設工業新聞
2013/04/10

【鳥取】廣川マテリアル鳥取倉吉工場22日期限で見積もり/倉吉・西倉吉工業団地に鉄骨2階2492u・10月末完成目指し近く施工者

 食品容器やパッケージ用プラスチックシート製造するため、昨年12月に設立した廣川マテリアル(本社・大阪市、廣川信也社長)は、廣川マテリアル鳥取倉吉工場新築工事=倉吉市秋喜403−7=を4月にも発注する。現在、施工者を選定するための見積もり徴集に入っており、すでに現場説明も終えている。見積書の提出期限は22日の予定。指名業者などは明らかではないが、県外業者が対象とみられる。
 計画では、倉吉市秋喜の西倉吉工業団地内の敷地約3543・62平方bに同社の生産拠点となる鳥取倉吉工場として、鉄骨造2階建て延べ面積2491・66平方bの工場(鉄骨造2階建ての事務所と鉄骨造平屋建ての工場)を建設する。11〜12月の操業開始に向けて5月から建築工事に入る予定。工期は10月末。設計は、三信建築設計事務所(大阪市)が担当した。
 フルオートメーション化を目指している鳥取倉吉工場では、当初10人を雇用して、プラント設備(APETシート成膜装置)1基で、A−PET(ポリエチレンテレフタレート)シートを生産する。初期投資額は約10億円(予定)で、倉吉市への工場進出に当たっては、県と倉吉市が設備投資を支援する。同社では、今後の需要の動向を見てラインを増設する考え。