日本工業経済新聞社(群馬)
2013/04/08
【群馬】渋川市、6月にも橋梁点検を委託
渋川市は、橋梁長寿命化対策における市内84橋梁の点検業務を早ければ6月にも発注する。当初予算には橋梁維持補修事業で測量設計委託費994万4000円を計上している。
5年に1度行うことになる定期点検で、市が管理する橋長15m以上の橋梁が対象。長寿命化修繕計画策定に先立ち、2008年度現状把握のために実施した点検から本年度で5年となる。劣化状況の進行などを把握する目的。国からの交付決定を待ってからの委託となり、担当課では例年の傾向から6月ころと見ている。
84橋には本年度に補修工事を行う南部大橋や八ナ木橋も含まれる。JR吾妻線や上徹線上の跨線橋6橋、1984年に架設された関越自動車道上の跨道橋21橋のほか、農道保全対策事業での補修を予定する5橋も含んでいる。橋梁特性や路線特性を考慮し優先順位を設定しながら、補修を進めている。
84橋のうち、関越自動車道が通る赤城地区が最も多く35橋が点検を受ける。なお、同市が管理する全橋梁数は、橋長15m未満を含めると685橋となっている。