日本工業経済新聞社(茨城)
2013/04/06
【茨城】県病院局 こども病院リニューアルへ 今後の施策展開
県病院局は、中央病院(笠間市)や、こども病院(水戸市)の施策展開を明らかにした。中央病院で化学療法センターの増床を進めているほか、こども病院ではアメニティー向上に向けた病棟などのリニューアル整備を計画している。
中央病院では、化学療法センターの増床を5月をめどに芳野工業梶i笠間市)らで施工中。また強度変調放射線治療(IMRT)、緩和ケア病棟の5月本格運用を実施する。そのほか病棟、研修室、災害対応機能などについて中長期的な施設のあり方を検討していく。
こども病院では、不足診療科の整備として、理学療法士の採用や療法室の整備などを行う。また、病棟などのリニューアル整備、診療体制の充実を図るための増床に向けた検討を行う。
なお本年度当初予算(資本的支出)では、中央病院に2億1978万4000円、こども病院に1億8942万7000円の建設改良工事費が配分されている。