日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/04/08
【埼玉】川口市が入札制度で対象格付けなど変更
川口市は調査基準価格と最低制限価格を改正し、4月以降に開札する建設工事へ適用する。調査基準価格の適用対象は、発注の標準とする工事金額内のA・B級をA級のみとしたことに加え、失格基準を新たに設けた。また、最低制限価格の対象は、工事金額内のC・D級にこれまで調査基準価格だったB級を追加している。
調査基準価格と失格基準が適用される入札で、失格基準未満の入札をした者は失格となる。また、調査基準価格未満かつ失格基準価格以上の入札については、入札金額での適正な施工が可能かどうかを調査して落札者を決定する。
最低制限価格を適用する入札では、同価格を下回る価格での入札をした者は失格となる。
なお、調査基準価格、失格基準、最低制限価格の算出方法については公開していない。