日本工業経済新聞社(群馬)
2013/04/05
【群馬】藤岡市は中心市街地でボックスカルバート布設
藤岡市は本年度、中心市街地の雨水排水対策工事に着手する。当初予算で工事費1億4222万1000円、地下埋設物補償費6008万円を確保しており、単年でボックスカルバート布設工事を実施する。工事は7〜8月ごろにも発注する。
対象区間は、藤岡地内の七丁目交差点から藤岡第二小学校付近までの主要地方道寺尾藤岡線L636m区間でコンクリートのボックスカルバートを暗渠の形で道路中央部に埋設していく。L636m区間のうち、L610mは1000o×1000o、L26mは800o×800o規格となる見通し。工期は約7カ月間を見込んでおり、年度末までの完成を目指す。発注形態は分離か一括かを含めて今後詰めていくとしている。
主要地方道藤岡本庄線西側や一般県道上日野藤岡線南側の中心市街地約40ha区域は、降雨時の排水機能が悪く、地形的な問題から特に7丁目交差点においては、昔から冠水する状態が続いている。こうした状態を解決するため、雨水排水対策を実施が計画された。大型のボックスカルバートを通すことで冠水解消を図る。
測量や詳細設計業務は建設技術研究所(=群馬事務所、藤岡市)が担当している。