建通新聞社四国
2013/04/05
【香川】県教育センター、がん検診センター建物内に移転
香川県教育委員会は、高松市西宝町にある県教育センターの老朽化対策として、高松市郷東町の県立がん検診センター建物に移転整備するため、2013年度に改修のための実施設計を実施する。委託費1390万円を当初予算に盛り込んでいる。今後、事業計画などを煮詰めるが14年度の改修を目指す。
がん検診センターの建物規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ6023平方b。場所は高松市郷東町587ノ1。1990年竣工。同センターの機能は13年度中の開院目指して高松市朝日町で建設が進められている新中央病院内に移転する。現センターは14年1月31日に閉院する。
既設の教育センターの規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ3325平方b、71年完成。築42年が経過し、老朽化や耐震性能の懸念から健診センター建物への移転を計画、既設施設は解体撤去し、隣接する斯道学園の改築用地として活用される。斯道学園は12〜13年度で基本設計、実施設計を行い14〜15年度で建設し、15年度末の完成を目指す。基本設計は磯野建築事務所(高松市)で6月29日までの期間で進められている。