日本工業経済新聞社(群馬)
2013/03/27
【群馬】冬木工業で高崎市問屋町の展示会館を建て替え
高崎卸商社街協同組合(松本修平理事長)は、高崎市問屋町の展示会館を建て替える。来年2月の完成を目指して、冬木工業(高崎市)により着工する。
既存の展示会館は、1966年に建設され築後50年近くが経過している。数度の改修・改装を重ねてきたが、東日本大震災の被害を受けたことに加え、耐震基準を満たしていないことから、既存施設を解体し、その跡地に新たな展示会館を建設する。
新展示会館はS造平屋建て、建築面積3797・63u、延べ床面積3643・16u規模。省エネ機器を採用するとともに、太陽光発電システムを導入するなど、地球温暖化防止にも配慮した施設となる。太陽光発電システムによる年間発電量は280万kWh。また、震度6強の揺れにまで対応させ、地震にも強い施設となる。あわせて、本館1階エントランスホールとエクセルホールの改修工事も行う。
設計は石井設計(前橋市)が手がけている。