日本工業経済新聞社(群馬)
2013/03/26
【群馬】名和幹線が晴れて開通 伊勢崎市
伊勢崎市は25日、都市計画道路名和幹線第一期事業区間(L1220m)の開通式を現地で執り行った。当日は、五十嵐清隆市長はじめ、県伊勢崎土木事務所の都丸一利所長、伊勢崎警察署の増村悟樹署長や伊勢崎市議会議員、地元の韮塚町区長や今井町区長、柴町区長ら多数の来賓を招いて交通安全祈願のお清めや通り初めで開通を祝った。
主催者である五十嵐市長は「名和幹線の開通により交通網が格段に向上する。名和幹線はアクセス性が増すだけでなく、歩行者の安全にも配慮した。名和幹線の両側歩道に加え、南で接続する市道2級26号線にも一連の歩道を確保し、自転車や歩行者の安全性が一段と向上する。開通にあたり関係皆さまのこれまでのご協力とご努力に感謝する」と述べた。来賓祝辞では伊勢崎市議会を代表して小暮利明議長が「第一期事業区間の開通を迎え、誠におめでとうございます。この開通は市民生活の向上と地域発展、産業振興に寄与する」と喜んだ。
その後、路面に記した「祝開通交通安全祈願」を神酒で清め、通り初めで午前10時30分に開通の運びとなった。都市計画道路名和幹線は、韮塚土地区画整理事業で完成した南部幹線から主要地方道伊勢崎本庄線までのL2810mの路線。このうち第一期事業としてL1220mを整備し宮郷地区への利便性向上、歩行者や自転車の安全確保を目的に進めてきたもの。また、名和幹線と併せて市道2級26号線も名和幹線交差点から国道354号までのL270mに歩道設置を行った。