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　邑楽町（金子正一町長）は、２０１３年度の一般会計予算を公表した。投資的経費には８億３２５２万４０００円を計上し、対前年度比で31・６％減となった。主な事業としては、15年度までの２カ年で工事を実施する長柄幼稚園改築事業に債務負担を含め３億７０００万円余りを計上。また中央児童館改築に工事費１億１０００万円を配分。そのほか高島幼稚園改築へ向け設計費９６６万円、邑楽中学校特別教室棟耐震補強および大規模改修の実施設計費４０５万円を確保。一方、本年度から工事を進めている石打町営住宅では、３月補正予算に２億６３２９万７０００円を計上しており、当初予算では外構工事費として２７８０万９０００円を配分している。

　長柄幼稚園改築事業には１億９３２０万３０００円を計上。内訳は、園舎建設工事に１億２９３６万円、仮園舎賃借料に３０１２万円、既存園舎解体工事３０１０万円、さらに15年度債務負担として２億４１６３万７０００円を設定、トータル３億７０００万円余りとなる。同事業は、耐震診断結果から現在地に建て替えるもので、現有施設はＳ造平屋建て、延べ床面積１１０３�u。来年度は、旧南保育園の施設を一部利用し、加えて仮設園舎を設置する。第３四半期に既存施設を解体。その後に新施設の建設を行う計画で、新園舎の規模は現在と同程度を予定している。工事は建築、機械、電気の３分離で発注となる見通し。完成は15年８月を予定。
　中央児童館建設事業では、設計に６００万円、工事に１億１０００万円を配分。既存施設（Ｗ造平屋建て、延べ床面積２６０�u）の老朽化により現況施設に隣接する町有地で建て替えを計画。新施設は、約４００�uを予定。早期に設計を委託し上半期内に３分離での工事発注を目指している。
　高島幼稚園改築事業では、設計に９６６万円を配分。現有施設（Ｗ造平屋建て、延べ床面積６２２�u）付近への移転新築を計画しており、現在は施設規模を内部で検討している段階。
　邑楽中学校特別教室棟耐震補強・大規模改造事業では、実施設計に４０５万円を確保し、同施設（Ｓ造平屋建て、延べ床面積２７０�u）で耐震化のほかに外壁や床、天井部分を改修する。
　そのほか、土木事業としては邑楽中央公園北広場整備事業で工事費３６００万円、町道整備国庫補助事業で測量設計調査等工事関係委託料１１９０万円、工事費８３００万円、小規模土地改良事業で工事費２３００万円などをそれぞれ計上している。なお、一般会計予算総額は74億６５００万円となっている。