船橋市は、同市中央卸売市場運営協議会の答申に基づいて、現在の中央卸売市場を2014年4月から地方卸売市場へ転換することを決定した。これを受けて市は、来年3月までに経営展望と、管理棟の建て替え等を含めた施設・設備整備プランの最終報告を取りまとめることにしているが、これに先立って、13年度は老朽化が著しい卸売場棟の耐震補強設計等を行う予定でいる。
同市場は、国の第9次卸売市場整備計画において、今年3月までに再編措置5項目を選択し、その方向性および実施時期を報告しなければならない市場とされている。このため市は本年度、同市中央卸売市場運営協議会による再編措置5項目の検証作業とともに、市場全体の経営展望策定支援業務をJFEエンジニアリングに委託して進めている。