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建通新聞社(神奈川)
2013/03/15

【神奈川】川崎市 南武線アクセス向上事業、13年度は稲田堤駅と津田山駅の設計に着手


川崎市は、南武線アクセス向上事業の一環として2013年度、JR稲田堤駅と津田山駅の橋上駅舎化の詳細設計に着手する。工事は14年度に着手し、17年度の完成を目指す。
 稲田堤駅は、線路を跨いで南北を結ぶ自由通路を整備して駅舎を線路上に橋上化し、線路の両側から改札口にアクセスできるように改修する。エレベーターを駅舎と自由通路の地上接続部分に2基ずつ、エスカレーターを自由通路に2基設置する。
 現在の同駅のホームは対面式で、線路の北側に駅舎と改札口がある。下りホームへのアクセスは改札内に入った後に跨線橋を渡る必要があり、線路の南側から改札口へ行くには踏み切りを横断するしかない。遮断時間が長く、ラッシュ時などは歩行者が多く滞留している。
 一方、津田山駅は、改札口が線路を挟んで北側の1カ所にしかない。構内のバリアフリー化も未実施のため、橋上駅舎化してエレベーター付き跨線橋を整備、線路の両側に脚を下ろす。
 設計と工事はJR東日本に執行委任し、駅舎の建て替え費用をJRが、自由通路の整備費用を市が負担する。