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日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/03/14

【埼玉】越谷市造園業協会が梅まつり参加

 越谷市造園業協会(中村恒見会長=樺新造園社長、会員8社)は9日、10日の両日、越谷市大林地区・越谷梅林公園で開催された「第19回梅まつり」に参加した。
 すでに、越谷市の“春の風物詩”として定着している大袋地区コミュニティ推進協議会(吉岡利明会長)と同協会主催・越谷市、同教育委員会協賛の梅まつりには、毎年同協会が多額の寄付を行い、“甘酒無料配布”をバックアップしている。
 また、草花の販売として、梅、ブンゴ梅、キンカン、オリーブ、イチジク、ラズベリー、ボタン、ジンチョーゲなどの苗木や、赤、青、紫の色鮮やかなサイネリアや、パンジー、ビオラ、ポリアンサスなどを安価で提供した。
 さらに、緑の相談コーナー、同公園で収穫された梅を梅干として試食してもらうサービスも、越谷市公園緑地課職員とタイアップし地元住民に喜ばれた。また、好天にも恵まれ、来場者とふれあいのひと時を有意義に過ごしていた。
 初日9日の開会セレモニーでは、高橋努越谷市長が「本日は、越生町地域づくり推進協議会から20人以上の皆様にもご参加いただいております。埼玉県の中で“越生の梅林”は非常に有名なところであります。その越生の梅林に合わせてこの越谷梅林公園でも今年19回を重ねております。ぜひ、越生梅祭りに追いつき追い越せの勢いで大いに盛り上げていただきたいと思います。良いところはどんどん取り入れて大きく県内に名を馳せてほしい。ここ大林周辺は、元荒川の自然堤防に囲まれて、土壌も水はけが良く、梅や桃の産地として古くから知られているところ。散策や憩いの場として昔ながらの梅林の風情を残しながら公園の整備を進めてきた。園内は、2万uの敷地に白加賀、梅郷、紅梅など約300本の梅が植えられている。これからも、“春の風物詩”として市民に楽しんでもらえるよう、初回から応援していただいている中村会長をはじめ、造園業協会の皆様や関係者のみなさんのお力添えをお願いします」とこれまでの感謝と今後への協力を呼びかける式辞を述べた。
 この後、地元県議会や多くの市議会関係者が祝辞を述べ、児童画コンクール入賞作品表彰式や地元大袋幼稚園鼓笛隊や越谷市消防音楽隊などの演奏会が行われ、地域住民らが、甘酒や梅の試食に舌づつみしていた。なお、園内では紅梅3分、白加賀などの白梅が5分咲きとなりそろそろ見頃を迎えている。
 今回の梅まつりには、両日合わせて約3万人が来場した。