日本工業経済新聞社(群馬)
2013/03/13
【群馬】東日本保証 2月までの県内前払金取扱高
東日本建設業保証群馬支店は、前払金保証取扱高からみた本年度2月までの県内公共工事動向をまとめた。それによると累計件数は6119件で請負金額は1331億1700万円。前年同期において請負金額は2300万円減となった。同支店は「前年同期と比較して、国、独立行政法人等、都道府県、市区町村で増加しているものの、地方公社やその他で減少していることから全体では2300万円あまり減少した」と分析している。
主な発注者別累計請負金額を前年同期比でみると、群馬県全体では1・5%増となり部局別で増加したのが県土整備部0・8%増、農政部5・1%、教育委員会39・4%、警察本部7・4%、企業局21・5%、病院局265・5%。逆に減少したのは、環境森林部のみで15・0%減となっている。
市町村別に見ると、同比で金額を上回っているのは伊勢崎市、太田市、沼田市、館林市、富岡市、安中市、みどり市、長野原町、草津町、玉村町、邑楽町、みなかみ町、榛東村、嬬恋村、片品村、昭和村。
また2月単月でみると、国土交通省が14件・24億1340万8000円で、群馬県は県土整備部が137件・18億8147万3000円で、対前年同月増減率は件数が31・2%減、請負金額も25・0%減となった。請負金額が増加した部局は、農政部が768・4%、警察本部が308・3%で、県全体では26・6%減(件数は30・5%減)となった。