建通新聞社(神奈川)
2013/03/12
【神奈川】相模原市 非常用発電設備整備費を補正計上
相模原市は、小・中学校に非常用発電設備を設置するための工事費用6600万円を、3月補正予算に追加した。
国の補正予算に対応するもので、防災関連事業のうち、2013年度実施予定分を前倒しする。設計は今後、内部で進める。工事の公告時期は未定だが、2012年度までの発注状況から秋口までの発注が見込まれる。
設置工事では、各校の屋内運動場脇に床面積7〜10平方bの上屋を建築する。内部に設置する設備は軽油タイプで、発電量は5〜15kvAとし、体育館の床面積を考慮して決定する。
同市は避難所に指定している小・中学校の屋内運動場に、災害による停電時の電源を確保するための発電設備整備を継続して進めている。津久井地区の学校への新設を中心に旧市内における老朽化設備の更新も図る。
3月補正分として中学校2校と小学校9校の計11校への設置を予定。さらに、14年度と15年度に各11校を整備し、事業を完了させる方針。
3月補正分の対象校は次の通り。
■中学校
▽中沢中(緑区城山2ノ7ノ1)、▽青根中(緑区青根1926)
■小学校
▽根小屋小(緑区根小屋1580)、▽鳥屋小(緑区鳥屋1321ノ3)、▽内郷小(緑区寸沢嵐833)、▽藤野小(緑区日連549)、▽淵野辺小(中央区淵野辺4ノ6ノ22)、▽大野小(南区古淵3ノ21ノ2)、▽大沼小(南区東大沼3ノ20ノ1)、▽大沢小(緑区大島1566)、▽新磯小(南区磯部1028ノ5)