日本工業経済新聞社(群馬)
2013/03/07
【群馬】群建協が県契約検査課と意見交換
群馬県建設業協会の土木技術部会は4日、群馬建設会館で県契約検査課と工事検査に関する意見交換会を開いた。
冒頭、同協会の山藤浩一土木舗装委員長は「大型補正が編成され、受発注者とも多忙となってくる。本日の意見交換が良い工事に結びつけられれば」と述べ、塩原聡土木技術部会長も「表彰される企業とされない企業とは差があり、本日がそのベースアップにつながれば」と期待。県を代表し、千吉良功次長は「本日は前向きな情報を共有できればと考えている。忌憚のない意見交換をお願いしたい」と呼びかけた。
議事へと移り、工事の品質確保と検査、安全管理をテーマに受発注者が意見を交わした。受注者側からは「本年度の知事表彰件数が昨年度より大幅に少なくなっている理由は」や「地域によって工事検査の結果にばらつきがあったのか」「降雪で舗装の表面を削れた場合、優良工事表彰の対象にならないのか」「工事写真の画素数だが、高画素数がより良いのか。それとも、規定を満たしさえすれば良いのか」などの質問が出された。