日本工業経済新聞社(群馬)
2013/03/05
【群馬】新三国トンネルの早期開削求める
一般国道17号新三国トンネル開削促進期成同盟会(会長=岸良昌・みなかみ町長)は4日、群馬県庁を訪問し大澤正明知事へ要望書を提出し、早期開削の促進へ協力を求めた。
岸会長は、副会長である新潟県の上村清隆湯沢町長とともに大澤知事へ新三国トンネルの早期開削を求める要望書を手渡した。両氏は先月6日に新潟県の泉田裕彦知事へも要望書を提出済み。両県をつなぐ三国トンネルは、老朽化やトンネル断面の狭小など問題を抱えており、連続するカーブの解消と融雪対策、新トンネルの開削により「幹線道路の機能確保、通行の安全確保、三国峠周辺における自然環境の保全、地域経済の活性化を図ることが可能となる」と訴えている。
国道17号は、関越自動車道を除き群馬県と新潟県を結ぶ唯一の最短幹線道路だが現トンネル内部は、大型車のすれ違いが難しく、接触事故も発生している状況にある。