トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(神奈川)
2013/03/04

【神奈川】川崎市 京急大師線沿線と柿生駅周辺のバリアフリー構想策定

川崎市は、主要鉄道駅から公共施設までのアクセスをバリアフリー化するため、京急大師線沿線地区と柿生駅周辺地区のバリアフリー推進構想(案)をそれぞれ策定した。
 主要駅から徒歩圏内(500〜1000b圏)にある官公庁や福祉施設など、高齢者や障害者、不特定多数の人が日常的に利用する施設を「目的施設」として選定し、駅との移動経路をバリアフリー化する。 
 京急大師線沿線地区のバリアフリー推進構想は、▽港町▽鈴木町▽川崎大師駅▽東門前町▽産業道路▽小島新田―の6駅を中心にした徒歩圏、柿生駅は駅構内と公共施設へのアクセス経路、周辺地区について調査した。整備内容は、歩道の視覚障害者誘導用ブロックの整備や段差・勾配対策、グレーチングの改善などで、13年度から順次整備に着手する=表=。
 市では09年度から11地区・33駅を対象にバリアフリー推進構想の策定を進めている。13年度は南武線津田山・久地・宿河原駅周辺地区と中野島・稲田堤駅周辺地区の2地区について検討する。
 構想策定に向けた調査業務を八千代エンジニヤリング(横浜市保土ヶ谷区)が担当した。
 市は構想案についてのパブリックコメントを3月7日まで募集している。
 問い合わせ先はまちづくり局企画課。