建通新聞社
2013/02/28
【大阪】大阪府立大学 耐震改修などのCM事業者募集 予算は20億円以上
大阪府立大学は、「耐震改修等の学舎整備、教育研究環境整備事業に関するCM(コンストラクションマネジメント)」の事業者を募集する。決定した事業者は、2013〜14年度に20億円以上を投じる施設改修などに関し、CMを担当する。応募書類の提出は3月18日(郵送のみ)。3月下旬に1次審査(書類審査)を行い、提案の提出を求める。4月上旬に2次審査を行い、最優先交渉権者を選定する。
事業内容は、アットリスク型CM業務では学舎の改修、移転を実施。B4棟(鉄筋コンクリート造4階建て延べ2万0915平方b)のU期とA5棟(鉄筋コンクリート造3階建て延べ5379平方b)に関しては、耐震性の確保と研究室、実験室の用途変更などに必要な改修を行う。移転対象はA6棟、A11棟で、改修工事完成後の実験機器などの移転作業を行う。予算額は約20億5400万円。
ピュア型CM業務では、C19棟で実験・実習室の整備、老朽化した設備の改修などを行う。予算額は約1500万円。
相談・援助などのCM業務では、国の補助事業としてのプロジェクト計画検討、建物・設備の増改築、改修などの計画検討を行う。
CM業務は、発注者(府立大学)の代理者として、資金計画や全体スケジュールの作成、各整備事業の設計者、施工者の選定、スケジュール、コスト、品質管理などのマネジメントを行い、整備事業費の抑制と円滑な事業実施を図る。
参加要件は、大阪府域内に事業所を有することなど。会社概要、CM業務の実績、提案内容、業務経費などを総合して最優先交渉権者を決める。