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建通新聞社(中部)
2013/02/28

【三重】津市 新最終処分場建設のJV要件など公表

 津市は、「新最終処分場等施設建設工事」の入札参加資格条件や選定スケジュールなどを示した実施方針を公表した。4者構成の特定建設工事共同企業体(JV)による総合評価一般競争入札を3月上旬に公告し、5月中旬に落札者を決定する予定。
 特定JVの要件は、代表構成員が経審の土木と建築の総合評定値1200点以上、埋立容量7万2000立方b以上の最終処分場と被覆型の最終処分場の施工実績など。第2構成員は市内に本店があり土木の総合評定値850点以上、第3構成員は市内に本店があり土木の総合評定値800点以上、第4構成員は市内に本店があり建築の総合評定値800点以上などとしている。
 工事内容は、掘削工35万1750立方b、盛土工23万3210立方b、コンクリート打設3万立方b、遮水シート1万7558平方b、防災調整池工、仮設道路工、進入道路工、被覆施設工など。工事費は約38億円。工期は970日間。水処理施設と管理棟の建設工事は別途発注する予定。
 3月上旬に工事公告、3月下旬に入札参加申請と評価項目算定資料の提出、5月中旬に落札者決定、6月下旬に請負契約の締結を予定する。評価方法は、技術評価点50点と価格評価点50点の加算方式で行う。学識経験者らで構成する技術審査委員会が審査する。
 新最終処分場は、美杉町下之川に埋立容量約18万立方bの一般廃棄物最終処分場を整備する。第1期事業として埋立容量約9万立方bを建設し、2016年4月の供用を目指す。第1期に引き続いて第2期事業に着手する。埋立施設は、貯留構造物の上部を屋根で覆うクローズドシステム型を採用する。全体面積は約40f、造成区域面積は約8・9f。

提供:建通新聞社