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高松市は、１４７４億円の２０１３年度一般会計当初予算案を発表した。昨年度当初より５．２億円（０．４％）増とほぼ同等規模となった他、国の緊急経済対策による１２年度３月補正予算への「前倒し」２４億８９００万円を含めると３０億０９００万円（２％）増となる積極型の予算となっている。投資的経費は１６３億６６００万円で、対前年度比２．５％減となっている。
　主な建設関連重点事業は、複数の調理場を統合し、新設第二学校給食センター整備のための建設調査などに１５００万円。小中学校施設の増・改築に１２億３９００万円を計上し、林小学校校舎増築や三渓小校舎増築の実施設計など、栗林小基本設計など、龍雲中南校舎棟改築を実施。
　高松第一高校の老朽化著しい学校施設の全面改築のための基本構想検討に５６万円。屋島陸上競技場の再整備に３億０７５０万円。老朽化したヨット競技場再整備のための基本構想策定に１０００万円。南部地域スポーツ施設整備の基本構想策定に３１０万円。
　公立保育所１８施設７８台の老朽化した空調設備更新に３０００万円。危機管理センター整備に向けた基本設計や地質調査および高機能消防指令システム等整備基本設計に６０５０万円。消防施設整備として東消防署移転整備のための地質調査や造成工事、香川・牟礼分署の耐震補強などに２億１００万円。消防緊急情報システム等整備事業に２億６８００万円。デジタル式同報系防災行政無線整備事業に３億９０００万円。
　緊急輸送道路沿いの民間建物の耐震化補助に１億７９００万円。小中学校の耐震化として１４億０２００万円を計上、建設中の紫雲中改築と山田中改築の他、体育館などの天井点検を実施する。合併浄化槽への転換補助に３億５０００万円。防犯灯のＬＥＤ化への補助に３億０９００万円。こども未来館整備の実施設計などに３億５０００万円。
　公立保育所と幼稚園の改築・改修などに１億４６００万円を計上し、浅野保育所改築実施設計、川東保育所移転改築基本設計、大野地区統合保育所地籍調査などを行う。夜間急病診療所移転整備の補助に１億０２００万円。街路事業として木太鬼無線など８路線１２工区の整備などに７億０２５０万円。県と合同でサンポート高松北側街区の利活用の検討に２００万円。
　コミュニティセンター整備として２億５１００万円を計上し、鬼無・円座コミセンの耐震改修、十河・国分寺南部コミセンの耐震改修実施設計、林コミセンの改築実施設計、東植田コミセンの改築基本設計を行う。
　一方、企業会計では、水道事業会計の配水施設の配水管整備などに１億９７００万円、施設整備事業の配水管整備に１２億２６００万円、浄水場施設整備に２０億１６００万円。下水道事業会計の施設整備に３８億２６００万円を計上している。