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建通新聞社(中部)
2013/02/26

【岐阜】県都市建築部 木造住宅の危険度評価 ウェブサイトを開設

 岐阜県都市建築部建築指導課は、木造住宅の危険度(リスク)を評価できるウェブサイトを、3月1日午前10時に名古屋大学と共同で開設する。
 岐阜県では、独自に実施した被害想定調査結果で南海トラフ巨大地震や内陸型地震による甚大な被害が懸念されている。地震による被害を軽減するには、古い木造住宅の所有者が危険性を認識し、耐震化に取り組むことが重要であることから、所有者自らが自宅の危険性を評価でき、住まい方や考え方に応じた耐震対策を選択する際の参考となるよう、木造住宅の危険度(リスク)を評価できるウェブサイトを開設する。
 評価方法・評価指標としては、木造住宅に係る@住宅の所在地A住宅面積B住宅価値C耐震強度(または築年代)−といった情報を入力することで、地震が発生した際のリスクが評価できる。評価の指標としては@生命のリスクA家屋全壊のリスクB避難生活のリスクC予想被害額−の4つの指標についてのリスクが、1から5までの5段階で評価される。また、@現状A建築基準法で求めるレベルB自分が選択した改修時期や目標レベルの対策を実施した場合−の3つの状態におけるリスクの比較が可能となっている。
 同サイトへは建築指導課ホームページからリンクされる。

提供:建通新聞社