トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社
2013/02/22

【大阪】大阪市 青少年センターなど3施設の廃止・売却へ 市民利用施設の見直し実施計画

 大阪市は、市民利用施設の見直し実施計画を策定し、青少年センターなど3施設の廃止・売却を決めた。いきいきエイジングセンターと舞洲野外活動施設は2014年度に売却、青少年センターは15年度以降早期に売却する。
 青少年センター(大阪市東淀川区東中島1ノ13ノ13)は、芸術創造館への機能集約により14年度末に施設を廃止。その後、施設を売却するとしている。
 敷地面積は3385平方b。建物は、鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨造10階建て塔屋2階付き延べ8667平方b。04年2月に開館した。 
 いきいきエイジングセンター(大阪市北区菅原町10ノ25)は、13年度中の売却に向けた手法の検討を行い、14年4月に施設を廃止。14年度に売却する計画。
 再開発ビルのジーニス大阪の1階、3階と4階の一部で、延べ床面積は約4000平方b。1階はエントランスと事務室、3階は定員360人で多目的に使用できるエイジングホール、水中歩行などの訓練専用の温水プール(縦横10b×深さ1b)、研修室や実習室など。
 本格的な高齢社会を見据え、高齢者の生きがいづくり、社会参加を総合的に支援する中核施設として03年4月に開業した。
 舞洲野外活動施設(大阪市此花区北港緑地2)も、13年度中に売却に向けた手法の検討を行い、14年4月に施設を廃止。14年度に売却する計画。
 約3・4fの敷地に、宿泊施設(ロッジ、ログハウス)、キャンプ場などがある。1997年7月に供用開始した。
 このほか、愛光会館(母子福祉センター・大阪市北区中津1ノ4ノ10)は、大阪府母子福祉センターとの機能統合と区保健福祉センターなどへの機能移転(2015年度末)に向けて調整。
 こども文化センター(大阪市西区北堀江4ノ2ノ9)は、築34年が経過し老朽化が著しく、現行施設を維持する場合には大規模は改修工事が必要となることから、他の施設への移転に向けた調査を実施する。