日本工業経済新聞社(茨城)
2013/02/22
【茨城】梶山副大臣 国道6号BPで前向き発言 計画段階評価の意向
梶山弘志国土交通省副大臣は21日、国道6号(いわき市勿来〜北茨城市関本)のバイパスについて計画段階評価に着手する考えを明らかにした。同日行われた県内被災地での視察の際に語った。計画段階評価への着手は、事業化に向けて動き出すことを意味する。
いわき市勿来から北茨城市関本の区間は総延長約5q。そのうち県内区間は約2q。北茨城市や高萩市、いわき市の首長らから強い要望があったが、震災を契機に計画が早まる格好となりそうだ。
計画段階評価は、新規事業採択の前段で行われるもの。昨年12月に実施要領がまとめられた。これまでにも試行事例があるが本格事例はない。