日本工業経済新聞社(茨城)
2013/02/21
【茨城】県企業局 雪印へ阿見2ha売却 新工場隣接、用途未定
県企業局は、雪印メグミルク梶i本店・北海道、中野吉晴社長)と、阿見東部工業団地(阿見町)の約2haについて売買契約を締結した。同社では団地内に新工場を建設しており、今回、その隣接地を取得した。用途は未定だが、新工場と一体的な利用を行う予定だ。
場所は、阿見町大字星の里6の一部で、阿見東部工業団地7号画地の一部。分譲代金は1u当たり3万3200円の66万4000円。
購入目的について、雪印では団地内に建設中の新工場と一体的な利用を行うための敷地を追加取得したとしているが、具体的な用途は決まっていない。ただ、工場が大規模であることから、それに付随する利用として隣接地を確保したようだ。
なお、新工場(乳製品統合工場)は、敷地約11・4haに3棟構成の延床面積約6万uで戸田建設梶i東京都中央区)が施工中。3棟の内訳は、製造棟が3万6000u、物流棟が2万1000u、厚生棟が3000u。2014年度下期には全ライン稼働を目指す。総投資額は約275億円。