建通新聞社
2013/02/20
【大阪】大阪府立大学 中百舌鳥キャンパス内に(仮称)BNCT研究センター 五洋の設計・施工で
大阪府立大学は、中百舌鳥キャンパス内に(仮称)BNCT研究センターを建設する。設計・施工一括で五洋建設(大阪支店・大阪市北区)に委託。5月中旬に着工する予定だ。
場所は堺市中区学園町1ノ1。敷地面積約600平方b。
建物の規模は、鉄骨造3階建て延べ約1800平方b。1階が生物活性評価、製造プロセス評価(合成)、CMCコントロール−の各室。2階がCMC情報管理、原料・治験薬・医薬品評価、実証データ評価−の各室。3階が原料・治験薬・医薬品評価、製造プロセス評価(合成)、薬品管理−の各室になる。完成は11月中旬を予定。
内部の事前評価によると、全体事業費は約4億5000万円。このうち、工事費は約4億円を見積もる。
府立大学が企業と共同開発した、がんに対するホウ素中性子捕捉療法(BNCT)用のホウ素薬剤の世界初の実用化に向け、実証・評価を行う拠点施設。