愛知県は、環境調査センター・衛生研究所(名古屋市北区辻町字流7ノ6)の建て替え事業に、PFIの導入を検討する。2013年度に庁内に検討会議を設置し、導入に向けた検討を行う。
環境調査センターと衛生研究所は同じ建物内にある。現施設の規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下1階地上7階建て延べ9156平方b。1972年3月に完成した。
PFIの導入検討調査では、事業計画を整理するほか、従来方式とPFI方式のコスト分析・比較などを行う。
調査した結果、PFIの導入が可能と判断すれば、14年度に施設の詳細調査を行う。15年度にPFIのアドバイザリー契約を結び、事業者の選定を進める予定だ。
同センターの建て替えは現在の敷地内で行う。敷地面積は1・3f。
新施設には最新の新エネ・省エネ技術を導入し、環境配慮型のモデル施設にする。
12年度、太陽光発電や高効率照明など導入できる技術の組み合わせや、建物の規模などの調査を三菱UFJリサーチ&コンサルティング(名古屋市中区)に委託して進めている。
提供:建通新聞社