建通新聞社四国
2013/02/19
【愛媛】松山市の13年度当初予算案 街路・幹線道路など重点に
松山市は、2013年度当初予算案を発表した。一般会計は1662億円で前年比4%減。普通建設事業費は23・27%減の143億8887万円としており、内訳は補助事業費が67億3064万円で37・43%減、単独事業費は74億7383万円で6・27%減。一般会計に占める普通建設事業費の割合は2・17ポイント下がり8・66%となった。
特別会計は1234億3940万円で2・6%減、企業会計は423億8294万円で0・27%減。企業会計などをあわせた総額は3502億7484万円で同3・3%減とした。
建設関連事業を見ると、工事実施設計、移転補償協議、宅地造成のほか、道路・下水道など工事が本格化する松山駅周辺整備に12億0289万円、松山外環状道路の余戸工区など4工区に26億2903万円、豪雨による浸水被害を解消するためのポンプ場建設や雨水幹線整備に16億4835万円を計上している。主な計上は次の通り。
【街路・幹線道路整備】▽松山外環状線余戸工区、13億4429万円▽同 来住余戸線、9101万円▽同 余戸西工区、5億5089万円▽同 余戸北吉田線、6億4284万円▽中之川通線、1億0915万円▽北条鴻之坂線(3工区)、8611万円
【安全歩行空間整備】▽桑原4号線など7カ所の交差点改良、7400万円▽宮前21号線など7カ所の歩道整備、2億3037万円▽二番町線・中央循環線・花園町線の電線類地中化、3億3227万円▽花園町線道路再配分、2125万円▽堀江75号線踏切拡幅、7105万円
【環境下水】▽新西クリーンセンター整備−旧施設の解体およびストックヤードなど整備、4億3706万円▽中央浄化センターの雨水滞水池整備、1億8600万円▽中央浄化センターと西部浄化センターの下水処理能力増強、5億3875万円▽南吉田汚水幹線ほか下水道函渠整備、25億8082万円▽下水道施設長寿命化、6億5964万円▽(新規)下水道総合地震対策、2億3140万円▽重点10地区浸水対策(和泉雨水排水ポンプ場設備整備ほか)、16億4835万円▽三反地川、太山寺川護岸工事、2361万円▽(新規)西垣生町下水排水路改良、2億6751万円
【総務関係】▽庁舎本館配電設備更新、1900万円▽市民会館耐震化、3億8235万円
【防災関係】▽地域防災計画、防災マップ、水防計画の修正、3240万円▽デジタル防災行政無線整備、2億6470万円▽避難所標識整備、489万円
【文教消防】▽小学校校舎耐震化、11億2815万円▽中学校校舎耐震化、1億0461万円▽雄郡公民館耐震化、4995万円▽消防団ポンプ蔵置所耐震化、4304万円▽消防救急無線デジタル化、4億1977万円
【市民福祉】▽(新規)ふれあいセンター建て替え・耐震化、1052万円▽(新規)八雲保育園園舎改築、1億5882万円▽葉佐池古墳整備、5658万円
【都市企業】▽工業用水管の耐震化(かきつばた浄水場〜垣生浄水場間)、1億8630万円▽主要配水池耐震化、5500万円▽浄水場の耐震化、6800万円▽水道管路耐震化、6億8050万円▽(新規)配水本管から救急医療機関までの配水支管耐震化、1億2800万円▽山西団地耐震補強・外部改修、3億4712万円▽石手川緑地整備、9962万円▽花園町通りおよび市駅前空間改変、2365万円▽総合公園活性化、7079万円▽北条公園リフレッシュパーク整備、2200万円
【産業経済】▽ため池安全対策、5281万円