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建通新聞社(中部)
2013/02/15

【愛知】中部地方整備局 災害協定企業を支援 建機購入に助成

 国土交通省中部地方整備局は、国や地方公共団体と災害協定を締結する建設企業を支援するため、ショベル系掘削機、ブルドーザー、トラクターショベルの3種類の建設機械を購入する際の資金の調達金利を助成する。3月8日に名古屋市内で説明会を開く。
 「建設業災害対応金融支援事業」として、国交省は2012年度補正予算案に10億5000万円を盛り込んだ。国や地方公共団体と災害協定を締結している中小・中堅建設企業を支援し、災害時に円滑な復旧活動を行える体制をつくる。
 説明会の申し込みは3月5日まで。対象は建設企業のほか、建設業団体、重機メーカー、金融機関、都道府県など。参加料は無料。定員は130人。会場は名古屋市中区三の丸1ノ7ノ2の桜華会館。
 同事業は、建設投資の減少による受注競争の激化を背景に進む、建設機械を保有しない企業の増加に歯止めをかけるものだ。金融支援を行うのは、国や地方公共団体と直接災害協定を結んでいる企業か、災害協定を結んでいる団体に加盟している企業。協定を結んでいる企業の協力会社も支援対象となる。
 建設機械を購入する資金の調達金利のうち、初年度の1年分を助成する。補助率は3分の2で、上限4%。災害時に必要な代表的な建設機械として、助成するのはショベル系掘削機とブルドーザー、トラクターショベルの3種類に限定する。
 説明会に関する問い合わせ先は同局建政部建設産業課 電話052(953)8572。

提供:建通新聞社