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建通新聞社四国
2013/02/12

【愛媛】大川河川改修 護岸と橋梁下部工を月内発注

愛媛県中予地方局建設部は、大川河川改修に伴う「護岸工」「遍路橋架け替えの下部工」の計2件を2月中に発注する。橋梁下部工には旧橋撤去も含む見通し。
 松山市内宮町で継続整備している護岸工の河川断面拡幅に伴う松山港内宮線での遍路橋架け替えおよび橋梁下流側の護岸整備。護岸工は遍路橋から下流側60bの両岸でのブロック張り。概要は護岸の直高が4b、法長(SL)が5・7b。撤去する遍路橋は橋長11・4b、幅員9・5bのPC橋。新設する橋の下部工は逆T式橋台2基でボリュームは155立方bと152立方b(あと施工のパラペット部除く)。基礎工は場所打ち杭6本×両岸の計12本。施工に際して歩行者は設置済みの仮設人動橋を通し、車両は上流側の新若狭橋を迂回路とする。
 上部工は別途、秋ごろ発注する見通しで、規模は橋長29・1b、幅員10・3b、形式はポステン場所打ち中空床版1径間PC橋。架け替えは2013年度末に完了する予定。橋梁の設計は芙蓉コンサルタント(松山市)が担当した。
 大川の護岸改修は計画延長2650bのうち13年度末で1700bが整備済みとなる見通しで、橋梁架け替えが終われば引き続き上流の平田橋までの残り約950bを整備していく。予算次第だがおおむね1年に60b程度ずつ延伸する見通し。