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建通新聞社四国
2013/02/08

【徳島】徳島市内鉄道高架 県が先行整備計画案示す

JR高徳線・牟岐線(徳島市内)4・7`区間における鉄道高架と駅周辺のまちづくりなど総合的な都市整備の促進を図る徳島市内鉄道高架・沿線整備促進協議会(会長・飯泉嘉門徳島県知事)は5日、2012年度総会を徳島市内で開き(写真)、12年度事業計画、予算などを決定した。議事後には鉄道高架事業の概要説明が行われ、県があらためて徳島市や国などに提案していた2・4`区間を先行して整備する分割案について説明した。市の沿線のまちづくり計画も含め、14年度内の都市計画決定を目指していく。
 概要説明では、県が鉄道高架計画について、市が駅周辺のまちづくり計画について説明。鉄道高架計画では、11年度に環境調査や高架側道交差点概略設計を実施。12年度は環境調査を引き続き進めるとともに、14年度の都市計画決定に向け高架側道予備設計を進めていることを報告したほか、コスト面や技術面、安全性を考慮した結果、あくまで3者合意を前提に車両基地の移転と牟岐線の新町川鉄橋から冷田川鉄橋までの2・4`区間を先行して整備(都市計画決定)することを検討し、そのために必要な新町川周辺の高架修正設計などを進めていることなどを説明した。
 一方、まちづくり計画では、10年度に作成した計画案を基に11年度から都市計画決定に向けた諸調査を実施、12年度も引き続き、徳島駅周辺の新設道路の予備設計などを進めており、13年度は二軒屋駅付近における交差点や道路の予備設計などを進め、14年度内の都市計画決定を目指していく方針が示された。