朝日町は、「朝日小学校」の体育館とプール改築の基本・実施設計を藤川設計(津市)に委託した。また、建設用地の造成設計と地質調査を見取コンサルタント(四日市市)と東邦地水(〃)に、それぞれ委託した。
同小学校では、現在、円形校舎棟の4階を講堂兼体育館としているが、近年、児童数の増加などで手狭となったことから新たに体育館を建設する。また、老朽化が進んでいる既設プールも同時に改築する。体育館とプールはともに隣接地を買収し建設する。既設プールは新プールの完成後に解体し、跡地をグラウンドの一部とする計画だ。
新体育館は1400平方b程度、プールは既設と同規模(25b、7コースの大プール、低学年用小プールなど)程度が見込まれており、今後、基本・実施設計の中で体育館の構造や内部の配置、プールの構造など詳細を煮詰めていく。用地の造成面積は約3300平方b規模となる見込み。
順調に進めば、2013年度に用地造成を行うほか、体育館とプールの実施設計を10月ごろをめどに完了させ、14年度以降の本体工事着手を目指していく。
所在地は柿750。
提供:建通新聞社