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建通新聞社(中部)
2013/02/06

【岐阜】多治見市 幼稚園耐震化を2015年度までに

 多治見市は、6園ある公立幼稚園の耐震補強事業を2015年度までに完了させる。13年度は「昭和小学校附属」の工事と、「明和」「笠原小学校附属」「養正小学校附属」の設計を行う方針だ。
 13年度に設計を行う3園は、14年度で補強工事を実施する。
 「愛児」と「精華小学校附属」は、園の統合を計画しているが、第7次総合計画内(16年度以降)の建設着手となりそうなため、統合するしないにかかわらず15年度までには現園舎の補強が行われる見込み。詳細スケジュールは未確定。
 概要は次の通り。
<昭和小学校附属>
 5月ごろの着工予定で工事発注する。対象は1972年に完成した鉄骨造平屋314平方bの保育棟と、81年に完成した鉄骨造平屋218平方bの遊戯室の2棟。所在地は平和町4ノ180。補強計画と実施設計は桑山小木曽設計室(多治見市)が3月25日工期で進めている。
<明和>
 補強計画と実施設計を13年度で行う。対象は77年に完成した鉄骨造平屋634平方bの管理保育棟。Is値は0・08。所在地は明和町4ノ5ノ257。
<笠原小学校附属>
 補強計画と実施設計を13年度で行う。対象は78年に完成した鉄筋コンクリート造平屋911平方bの園舎。Is値は0・50。所在地は笠原町3387ノ9。
<養正小学校附属>
 補強計画と実施設計を13年度で行う。対象は72年に完成した鉄骨造平屋260平方bの保育室棟。Is値は0・51。所在地は平野町2ノ79。
<愛児>
 対象は67年に完成した鉄骨造平屋501平方bの管理・保育室棟。Is値は0・75。所在地は弁天町1ノ7。
<精華小学校附属>
 対象は70年に完成した鉄骨造平屋361平方bの管理・保育室棟。Is値は0・69。所在地は十九田町2ノ119。

提供:建通新聞社